オフィス(企業・団体)
掲載日:2022/11/01

カルビー株式会社 本社オフィス

カルビー株式会社 本社オフィスカルビー株式会社 本社オフィス
住所 東京都千代田区
完成年月 2021年9月
規模 1フロア 2,074.17㎡
入居人数 約600人
主な施工内容 空間トータルプランニング
  • 上記は、竣工時の情報です。

「共感(エンゲージメント)」「協働(リレーション)」「共創(コラボレーション)」がカギ。2フロアを1フロアに集約した、新たな価値創造の場へ

「ポテトチップス」をはじめ、「かっぱえびせん」「サッポロポテト」など、誰もが知るお菓子を製造・販売するカルビー株式会社。東京・丸の内の同社本社オフィスの全面リニューアルにおいて、イトーキはプロジェクトマネジメント、レイアウトプランニング、什器の選定・納品まで、トータルでの支援を担当。「共感」「協働」「共創」をキーワードに、新たな働き方と価値創造を実現する空間が誕生した。

エントランス

エントランス

エントランス

エントランス

同社のビッグロゴを配したエントランス。来客を含め多くの人たちのフォトスポットとしても親しまれている。

エントランス

エントランス

エントランス

エントランス

エレベーターを降りた人が最初に目にする、象徴的なエントランス。畑の畝(うね)をモチーフとしたルーバーがあしらわれている。

エントランス・通路

エントランス・通路

エントランス・通路

エントランス・通路

エントランスから応接会議室などにアプローチする通路空間。広めに設計され、行き交う人々の交流の場にもなっている。

グリーンアート

グリーンアート

グリーンアート

グリーンアート

ポテトチップスなど、同社の代表的な製品に欠かせない「じゃがいも」。その畑をモチーフにしたグリーンアートを印象的にあしらった。

執務スペース

執務スペース

執務スペース

執務スペース

広大な畑のように様々な形状の重なり合いをモチーフとしたオフィスレイアウト。執務席数は従来の半分ほどとし、コミュニケーションのためのスペースを充実させた。

執務スペース

執務スペース

執務スペース

執務スペース

スペースごとに異なる家具を配置。さまざまな要素が同居しつつ、お互いが邪魔にならない工夫が込められている。

執務スペース

執務スペース

執務スペース

執務スペース

動線を歩くだけで、周囲の活動や情報が自然に滲み出すような計画。

カフェスペース「Patio」

カフェスペース「Patio」

カフェスペース「Patio」

カフェスペース「Patio」

カフェスペースの天井には、じゃがいもをモチーフとしたグラフィックがデザインされている。社内外を問わず利用できるオープンなスペースとして稼働。

カフェスペース「Patio」

カフェスペース「Patio」

カフェスペース「Patio」

カフェスペース「Patio」

可動パネルを効果的に用い、仕切られたイベントスペースとしても活用できるように。

カフェスペース「Patio」

カフェスペース「Patio」

カフェスペース「Patio」

カフェスペース「Patio」

窓際はリラックスして過ごすことができる空間となっている。

パントリースペース

パントリースペース

パントリースペース

パントリースペース

来客などへのドリンクサービスを行うパントリースペース。

会議室「ポテトチップス」

会議室「ポテトチップス」

会議室「ポテトチップス」

会議室「ポテトチップス」

「ポテトチップス」などの製品名を冠した会議室。それぞれの製品のイメージカラーや形状、特徴などをデザインに取り入れている。

会議室「イノベーションルーム」

会議室「イノベーションルーム」

会議室「イノベーションルーム」

会議室「イノベーションルーム」

取材にも使用できる、製品を印象的にあしらったオープンな会議室も。同社のブランドが一目で伝わる印象的な空間。

User’s Voice

カルビー株式会社
セールス&マーケティングカンパニーCVS事業本部  CVS事業部セールスマネージャー
難波俊也氏

新たな働き方やオフィスのあり方を模索する、当社の「明日の働き方プロジェクト」。そこから生まれた本社オフィスの大規模リニューアルにおいて、強力なご支援をいただきました。中でも印象に残っているのは、「明日の働き方を支える豊かな土壌」という、オフィスを畑に見立てたコンセプト。この提案は、イトーキさんのこれまでのノウハウを単純に転用するのではなく、「カルビーらしさ」の本質を考え抜いていただいたものと感じています。運用開始後の従業員アンケートでも新オフィスの満足度は非常に高く、「自慢したくなるオフィス」「出社したくなるオフィス」をつくり上げられたことをとてもうれしく思います。
イトーキさんには、新しい時代のオフィスづくりのトップランナーとして期待しています。大げさに聞こえるかもしれませんが、そういったオフィスが増えていくことが、日本の明るい未来をつくっていくのではないかと感じています。

Comment

田中 碧

Designer

田中 碧

Aoi Tanaka

伊藤 猛

Designer

伊藤 猛

Takeshi Ito

リモートワーク前提の働き方へと大きく環境が変わった中で、離れた場所で働く社員の方が「集まりたい」と思える空間を目指し、カルビー様と意見交換を重ねながら設計させていただきました。
「掘りだそう、自然の力。」という同社のコーポレートメッセージや、契約生産者さんと二人三脚で原料のジャガイモづくりに取り組んでこられたというバックボーンから、「自然の恵みを感じられ、作物が実る畑のようにアイデアが生まれるオフィス」というイメージを着想しました。カルビー様が大切にされている「畑」をモチーフに、「人と人との接点が生まれる場」を増やすことで、新たな交流や価値創造が起こる環境の構築を目指しています。
カルビー様らしいワクワクや楽しさをどうすれば感じて貰えるか、メンバーが一丸となって考え抜いたプロジェクトです。

相原 毅

Project Manager

相原 毅

Tsuyoshi Aihara

河合 信太郎

Project Manager

河合 信太郎

Shintarou Kawai

私たちの使命として意識していたのは、何よりも「カルビー」様らしいオフィスを創り上げること。共感(エンゲージメント)・協働(リレーション)・共創(コラボレーション)をキーワードに、人と人とが交わり、新たなアイデアを創出する場の構築を具現化するため、カルビー様とともに深く検討を重ねました。竣工後、運用を開始されてからお寄せいただいたお声からも、品質の高いオフィスを構築することができたと感じています。
また、働き方改革に早い時期から取り組まれていたカルビー様とお仕事させていただく中で、多くの気づきを得ることができました。これもまさに「人と人とが交わること」により得たもの。これからもこのオフィスでたくさんの交流が生まれることを楽しみにしています。

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