- 物件概要
- 富士通グループ仙台地区拠点集約
- 住所
- 宮城県仙台市
- 完成年月
- 2017年5月
- 規模
- 7,157㎡
- 入居者数
- 約1,200名
- 主な施工内容
- 空間トータルプランニング、家具、内装・造作工事(東北の地域産木材活用)、 間仕切、AVシステム導入等
※ 上記は、竣工時の情報です。
オフィス(企業・団体)
掲載日:2019年11月25日
東北ニューオフィス推進賞・東北経済産業局長賞
※ 上記は、竣工時の情報です。
仙台地区の拠点としてオフィスを統合。東北6県の顔となり、グループの一体感を醸成する。
イトーキにはプロジェクト発足当時からプロジェクトマネジメントとして加わっていただき、事務局と連携を取りながらグループ会社へのヒアリングなどの調査、そしてそれをプランに落とし込むといった、インプットとアウトプットの両面からサポートいただきました。デザインに関しても、レセプションフロア、F3rd、執務フロアともに、当社のことを深く理解したうえで、与件にあわせたトータルなデザインをご提案いただきました。
6箇所に点在していたグループ会社オフィスを1箇所に集約し、新しいワークスタイルを自ら実践し変革することで、グループ間シナジー効果を高め、富士通様グループ全体の総力で顧客満足をより向上していくことを目的としたプロジェクトであった為、関係者間調整等含め難易度の高い案件となりました。
お客様側事務局メンバーと共に各グループ会社様と、新オフィスでの働き方等について密に協議を重ねたことにより 結果、富士通様グループにおける東北のランドマークとなるオフィス構築を実現することができました。
今回のプロジェクトは、独立した複数の会社をひとつのビルにまとめてゆくという珍しいケースでした。単純に拠点をまとめるだけではなく、仕事としてのシナジー効果を出すとともに精神的な一体感を出すことを目指してお手伝いをさせていただきました。特に各グループ企業ワーカーが共用で利用するコワーキングスペース『F3rd』は、多くの人が訪れることに主眼を置くとともに、東北6県の木材活用・東北の酒蔵の日本酒も隠し扉に入れて置けるなど、皆さんに愛着を持って活用していただける工夫を凝らしました。富士通様のPJチームとよい関係を築きながら細部にまでこだわった空間づくりができ、当初の狙い通りの活用をしていただいている人気のスペースになっているとのこと。今後も東北富士通様のシンボル空間としてより一層活用されてゆくことを期待しています。