- 物件概要
- 長崎県庁舎(行政棟・議会棟)
- 住所
- 長崎県長崎市
- 完成年月
- 2018年01月
- 規模
- 行政棟 46,718㎡、議会棟 6,699㎡、駐車場棟 11,639㎡
- 入居者数
- 約2,500名
- 主な施工内容
- プロジェクトマネジメント・空間プランニング・家具什器
※ 上記は、竣工時の情報です。
自治体
掲載日:2019年10月16日
ニューオフィス推進賞/九州・沖縄ニューオフィス推進賞・九州経済産業局長賞
※ 上記は、竣工時の情報です。
新庁舎建設を機につながる働き方へ変革。職員も県民も「つながるBA(場)」を実現したワークプレイス。
2009年から約9年にわたる本プロジェクトのなかで、ワークプレイス計画では「つながるBA(場)」というコンセプトの共有・浸透を図るため、職員を巻き込んだ検討を数多く実施しました。2015年夏から移転までのワークプレイス実施設計・移転計画では、イトーキの協力のもと、全課ヒアリングやガイドライン策定、各種ワークショップなどを実施しました。旧庁舎から大きく働き方が変わるため、これらのプロセスはスムーズな移転、運用に向けて重要なプロセスでした。
イトーキは約9年に亘る新庁舎建設プロジェクトの最終コーナーとなる最後の3か年を移転PMとして担いました。統括責任者として特に大切にしたことは「つながる働き方」をプロジェクトのあらゆる場面において具現化していくこと、例えば職員参加型ワークショップの企画運営や職員自らが選択して働く10のワークエリアの具体化、意識変革を促していく為のガイドラインの策定など大規模プロジェクトを円滑に進めることは勿論、職員の働き方改革を実現することに腐心しました。
結果として日経ニューオフィス推進賞受賞(兼九州経済産業局長賞)や日本ファシリティマネジメント大賞奨励賞受賞の喜びを長崎県庁様と分かち合えたことは大変光栄に思います。地域社会との協働を促進する支援機能整備なども含め新時代に相応しい先進的な県庁舎ワークプレイスが実現出来ました。
長崎県庁新庁舎建設課様とイトーキがプロジェクトチームを組み、一般の職員様を巻き込みながら、新しい働き方を実現する庁舎を目指した先進的な物件。新県庁舎のワークプレイスコンセプトは『つながるBA』。職員や県民が利用するこの施設では、つながるための工夫や協働しやすいスペース配置など、利用者のことを考え細部にわたり計画しました。